5月21日兵庫芸文で歌います。
後、何回本番に出れるかしら?と、終着点が見えだしている私ですから、この際、私の生涯、歌っておきたい曲を・・・と思って選曲しましたが、またしてもプーランクを歌うことにしました。
「Tel jour tell nuit」邦題は「ある日ある夜」
楽譜を引っ張り出してくると、楽譜の購入が2004年と書いてある。
そうか、10年前に歌ったのね。
その時は、ただただ楽譜の音を追うのが精一杯で、何を思って歌っていたのかさっぱり覚えてないのですが、10年経って、私は少しは利口になったのか、曲の魅力を今ひしひし感じています。
エリュアールの難解な詩ですが、言葉をひとつひとつ辞書で引き直して、私なりに意に沿うように訳しなおしてみると、謎解きをしているように思えて面白くなってきました。愛にもさまざまな姿があるんだと、言い回しの複雑さを思います。
5月21日(水)芸文でトリです。気を引き締めて取り掛かります。聴いてください!
http://www1.gcenter-hyogo.jp/sysfile/center/top.html
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