母が亡くなりました。
5月4日午前1時過ぎ、心肺停止状態で救急車で運ばれた!という弟からの電話のあと、そのまま静かに逝ってしまいました。
86才でした。
私は、3月24日に母に会いに行ったのが最後になりました。
前日に姪っ子が結婚式を挙げ、母は姪っ子のはなこをとてもかわいがっていたので、かわいい結婚式だったよと報告に行ったのが最後になりました。
母は私にとって、絶対的な存在でした。
私の音楽基礎は母の熱心な教育があったからだと思っています。
生活の厳しいやり繰りの中でも、ピアノやソルフェージュのおけいこに力を注いでくれて、熱心にそばで付き合ってくれて、小さいときは本当に母と二人三脚で音楽の練習をしていました。
声楽のコンサートをするようになってからは、友人を誘って必ず聴きに来てくれ、どれだけ助けてもらったかわかりません。
告別式では、弟の発案で、私の金子みすずのCDを流しました。
ろうけつ染め、かな習字、短歌、手芸などの小物。
ロビーでは母の作品展として作品や写真を飾り、参列の方々に見ていただき、出版した短歌の本などをお持ち帰りいただきました。
民生委員や老人会での人々のふれあいも楽しんでしていて、母の一生、充実したものだったのでしょうね。
遺影は、エプロン姿で微笑んでいる母の写真にしたのですが、
「お母さん、この写真でよかった?」
コメントをお書きください