暗譜のこと

今日から3月。

3月は、22日のうちの教室の発表会、29日の楽器店の発表会、それに、4月4日、4月19日と自分の本番、そしてそのあと、4月20日~28日フランソワ・ル・ルー氏の講習会を受けるつもりなので、準備と練習に大忙しです。

 

さて、今回は、暗譜のこと。

発表会は、暗譜で演奏します。

1部の楽器の人は、譜面を置いて演奏しますが、声楽は全員暗譜です。

暗譜するのと、しないのでは、曲に対する取り組み方が全然違います。

暗譜は、曲を完全に体に入れ込まなくてはいけません。

曲の構成、つながり、詩の理解をしていないと覚えられません。

全体を通して曲が見れるようになります。

楽譜を見ての演奏は、どうしても音にしか頭がいきません。

譜面との距離間の音楽になり、音楽が小さくなります。

 

今頃は、みなさん、暗譜との戦いの真っ最中でしよう。

楽譜から離れて演奏できるようになると、曲が全然違ってきます。

譜面から音楽が離れて、生き生きと動き出します。

集中力もできてきます。

 

昨日の「ル・プレザン」の練習で、それを実感しました。

いつもは譜面台を立てて、楽譜をみて歌っていましたが、今回は「暗譜で演奏しよう!」と宣言しました。

まだ、危なっかしいところはいっぱいありましたが、歌に熱いエネルギーを感じました。

5人の運命共同体!一致団結して、恐れを捨てて、勇気を持って、前へ進みましょう!