コンサートをしていくためには、レッスンは欠かせません。
長年、私が信頼していた先生はもうこの世にはいらっしゃらなくて、ここ最近は自分で自分の声のコントロールをしてきたのですが、やはり思うようにいかないことも多くて、そうなると、齢のせいにしてしまいます。
もう60なんだから、声が低くなったり、音が下がってくるのは仕方がないんだわ。。。と。
それが、大石さんのレッスンを受けて、そうではないんだと気づきました。
大石さんのレッスンはユニークで、はじめは意図することが何なのかさっぱりわからなくて、かわってるなあ~、こんなので声が出るようになるのか・・・と半信半疑だったのですが、そのうち、鋭く私の苦手なこと、出来ないところを指摘され、何度もやらされているうちに、言われていることが理解できると、急に自分の歌い方が変わりだして、声が若返ってきて、ピッチの問題もクリアーされてきて、すごいなあ~~と感心しました。
大石さんに言われていることは、ひたすら、前でうたう事。体の中に音を取り込まない。体で音をふかさない。そして、上から音を取るという事。
まあ、すべてわかっていることなのですが、練習方法がユニークで、だまされたようにやっていると、あっ、そういうことか・・・と気づかされます。
私は割合声がよく鳴ることもあって、ついつい声を体でふかして音量を上げてしまいます。
自分は声量があることをアピールしたくなるのです。
シンプルの美しさを忘れてしまいます。
先日の火曜日は、4時間ぶっ続けでレッスンしてくださり、私の歌い方の変化をとても喜んで下さりました。
帰りの新幹線の時間ぎりぎりまで私のレッスンに付き合ってくださり、また、来月も大阪に来るよ・・・と。
もう有り難いやら嬉しいやら・・・。
大石さんとの出会いは、私の歌い方そのものを変えてくれました。
今迄も、大きなコンサートの前にはいつも大事な先生と出会いがありました。
オケとの共演の時は、奈良先生が助けてくだり、そのあとの私に大いに影響を与えてくれました。
困ったときに神様が手を貸して下さるのかなと思います。
主人が、大石さんにえらい気に入られたんやなあ~^と言いますが、真剣に向き合ってくれる方は偉大です。
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