講習会1日目

今年の講習会は、ボールドイン先生と、先生が連れてこられたカナダのソプラノのランドリー先生と二人でいう贅沢なものでした。

ボールドイン先生はピアノの横にぴったりとくっつくようにして座り、ランドリー先生は歌い手の前からと、前から、横からとお二人からああだこうだと矢継ぎ早にアドヴァイスが飛んでくる、なんともエキサイティングなレッスンでした。やっぱりソプラノの先生のレッスンは面白いです。こういうレッスンを受けるときいつも思うけど、もっとしっかり曲を自分のものとして歌えると、レッスンの内容が深まっただろうに・・・と。せめてもう少し、楽譜から目を離せて歌えていると、先生の顔を見て、表情のコンタクトが出来るてもっと面白かったのに・・・と思います。

今回の曲、フォーレ「La bonne chanson」は、ランドリー先生が大好きな曲だったらしく、ピアノとクアルテットと何度も歌ったことがある曲だったそうで、それはそれは熱心に、ここはこうよ~!と実際に歌って下さり、曲の雰囲気が直に伝わり身近に感じることが出来ました。

フォーレにしては、非常に熱い曲で、幸福感いっぱいのこの曲は、ニュアンスもこれ、フォーレ???って思うほどです。

ピアノだけど、熱い思いのあるピアノ・・・て感じで、またまたこの曲が好きになりました。

聞くと難しく感じますが、12月25日のサロンのクリスマス会で歌ってみようと思っています。

来年は9月28日は芸文でこの全曲を歌います。しばらくフォーレとタッグ組んで頑張ります。

と、ここまで書いて、メールが来て、なんとその二日後、ブラームスOP.108の本番が決まってしまった・・・。

 

5月ラヴェル(博物誌)、6月ブラームス(雨の歌のセット)、9月フォーレ(よき歌)とブラームス(5つの歌)・・・とまあ、来年も大きなセットが続きます・・・。ふ~~~~~