2016年も終わりです。

私の体調は十分ではなかったものの、皆さんに支えてもらいながら、無事にクリスマス会が終えられてほっとしています。

昨日は、2歳半のお子さんから、70代のおばあちゃん世代まで、このサロンに集う方のクリスマスを一日でやって終えました。

 

子供のクラスは有り難いことに、ドンドン生徒さんが増えています。生徒さんが新しい生徒さんを紹介して下さるケースが増えて、これからも地域を中心に益々増えていくことと思います。目下、月火水金の早い時間帯はほぼレッスンが詰まっている状態で、来年度は木曜日クラスも増設しなければなりません。来年は子供のクラス全員でのクリスマス会は難しいのではないかと思えています。

2歳児のちっちゃな生徒さんがピアノの前でお辞儀する姿が微笑ましく、また、小学生は皆、昨年より立派に演奏をしてくれました。模範を示してくれるお兄ちゃん、お姉ちゃんの演奏に、小さなお子さんをお持ちのお母さん方から、すごいね~の溜息も漏れていました。

 

大人のクラスも、なかなかプログラムは多彩でした。

今回、私はリハには敢えて立ち会わず、それぞれが自分で思うように音楽を演奏してもらいました。それも良かったのではと思います。

各自が伸び伸びと、その人らしさを出して演奏していたように思いました。

 

今回、私が感じたことは、「気付きの力」です。

音楽に関しても、人に対しても、「気付きの力」の大切さを感じます。

 

自分の演奏をこれからどう良い方向へと変化させていくのかは、「気付きの力」に掛かっているという事です。

私から色々と言われても、自分が気付かないうちは何も変わらないという事です。

自分が気付いて初めて成長できるということです。

気付く力が伸びると変化が生まれる。

変化が上達なのです。

 

本番の演奏を聞いていてそんなことを考えました。

それは私達講師陣にも言えることです。

私たちが、生徒さんの演奏から導く方向を気付いていかなければなりません。

双方が気付く力を磨かなければ向上は望めませんね。

繊細かつ鋭敏な神経を持ってレッスンに臨んでいきたいと思っています。

来年も宜しくお願い致します。