意欲的なコーラス

ベル音楽サロンでは、3つのコーラス(少人数なので、コーラスではなく歌のアンサンブル)があります。

「たんぽぽ」「スイートメモリー」「ル・プレザン」です。

 

コーラスの練習って、声を合わせる、聴きあう、響きを揃える、ハーモニー感を育てる…、ほかもっと、必要なことが沢山あると思うのですが、基本的に一人一人が歌えないと、豊かな声のコーラスにはならないと思いだしています。

だから最近は、一人ひとり、歌ってもらう時間を取り入れています。

一人づつだと緊張するしみんな嫌がるんじゃないか・・・って思っていたのですが、どっこい、皆さん意欲的です!

一人一人の声のチェックをすると、だんだん皆さんの声がよく鳴るようになってきました。

皆でコーラスするだけではこうはならなかったと思います。

一人ひとりが歌うんだという自覚を持って歌うと声が変わってきました。

 

6月17日の堺のコンサートに、「たんぽぽ」「ル・プレザン」の人たちが聴きに来てくれるようです。

一番古株の「ル・プレザン」の皆には、私が歌うブラームスの曲を、あらかじめ教えて、歌う練習をしてもらおうと思っています。

曲を知ってると、聴き方も変わってきます。

 

少人数のアンサンブルは、各メンバーが歌のこころを持って、音楽をする努力が必要です。

声を揃えることも大事ですが、それよりも、意欲的に各個人が音楽を歌える・・・、それも音楽的に・・・。

3つのグループがそんなアンサンブルになればいいなあと思っています。

是非是非、私のブラームスを聴いて、生の響きから音楽の何かを感じてほしいなあと思ってます。