本番を前にして

ラヴェルが終って、急ピッチで仕上げたブラームス。

この3週間、ワークショップやレッスンに通い続けて、やっとブラームスが体に付いてきた感じ。

ドイツ語が聞こえない!とかなり言われて、フランス語との違いを考えた3週間だった。

言葉のスピード感がない・・・とか、

言われていることの意味がなかなか掴めなかった。

が、やっとここにきてわかってきた。

ある先生がピアニストに言った一言で・・・。

子音に合わせないで、母音に合わせて弾いてあげて・・・。子音を先に言わせてそのあとの母音でピアノが合う・・・。

そうか!子音のスピード感ってこのことか!!!

歌うときに、子音を先取りして、母音を拍頭に持ってくると、非常に言葉が立ってきた!この言葉のスピード感こそがドイツ語なんだと!

本番直前にして謎解きが出来た!

さあ、明日はこの感覚で歌おう!