さくらももこ

少し体力が持ち直してきて、今日は合わせとコーラス4時間ぶっとおしで頑張れました!

心臓の動悸のパクパクも少しマシになってきたかなあ。

 

これからコーラスタイムでは、さくらももこの詩による「ぜんぶ」を練習していきます。ということで、先日から「さくらももこ」のエッセイ集を読み直していました。娘がさくらももこの作品が大好きで、ほぼ全て揃っています。嫁に行って、本棚にごっそり置いていったので、それを読み返しています。

もう、可笑しくてゲラゲラ笑い転げ乍ら読んでいます。

「ぜんぶ」はエッセイ集ではなくて、「まるむし帳」の詩集の中に載っています。

私は基本的に詩集やエッセイが好きです。高校の時は、私もしょうもない恋愛の詩ですが書いていました。

 

短い詩や文の中に、伝えたい事や想いがぎゅっと詰まっていて、時々ハッとする文に出会う。何度も読み返してみると、謎解きのように、なるほどなあ~と思えた瞬間が好きです。

また詩にリズムがあるところも好きです。

だから私はオペラより歌曲が好きなのかもしれません。

 

「ぜんぶ」

大切なことは ぜんぶここにある。

泣くこと 笑うこと

怒ること 喜ぶこと

あたりまえの気持ちは

あたりまえのものとして

そのまま 今ここにある

もうどこにいかなくても

なんにもしなくても

どこへ行っても

何をしても

ぜんぶそのままだ。

 

このタイトルは「ぜんぶ」

今ここにいる、自分の「ぜんぶ」が大好き。そんな風に言いたい。何をあがいても私は「ぜんぶ」そのままなのだから。