今週から合わせレッスンが始まりました。
ピアノとの合わせは1回きり。
ピアニストも歌い手も1時間のレッスンのなかで、どう音楽を作るか探り合いです。
プロの音楽家は自分はこう歌いたい、この作品の解釈はこうだ!と意思表示をちょんと示せるからピアニストも付いてきやすいのですが、やはり素人はそれがないので、日頃の私の音楽に乗せられて歌っている人がほとんどなので、私と違うピアノに戸惑ってしまう人も多いです。
人と人との出会いと同じです。
はじめまして!から始まって、この人はどんなタイプのひとか・・・と探り合って意思疎通が図られますよね。
アンサンブルも同じです。
ソロで歌うときは、歌い手が主導権を持って、こう歌いたい!と息の力で示さないとだめです。
でないと、ピアノに乗せられて歌う、まるでカラオケを聴いているような音楽になってしまうので。
ピアノも歌い手がどう歌うかを感じながらそれを先取りしないで寄り添うように弾く。
特に歌は言葉が付いているので、言葉の扱いに慣れていないと難しいなあと思います。
今日も4組の合わせレッスンがあります。
さて、どんなレッスンになるか、私も、両者の個性のぶつかり合いを垣間見るのも楽しみです。
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