無事に終わりました。最後はヘロヘロになっていましたが、打ち上げの美味しいブタちゃんを食べると元気になって帰って来れました!
まず、1部の子供の部は。
コーラスのリハーサルの途中で吐いてしまった子供さんがいて突然のことでビックリしました。
来る時から体調が悪かったようですが、幼稚園生で初めての舞台。吐いてしまったことにショックだったようで、もう弾きたくない・・・と本人は言って・・・。
リハーサルではしっかり弾いていただけに残念で、でもこればかりはこの子の気持ちが大事と、とりあえず演奏の順は飛ばして、一度外の空気を吸って様子を見て頂くことに。
1時間ほどして、少し落ち着きを取り戻してかえってきたときは、自分から、「弾く」といってくれました!
即座にプログラムの途中にその子の出番を入れて、とてもしっかりした音で最後まで弾き終えました。
私はその様子を舞台袖で見ていて、なんだか涙が溢れてきて止まりませんでした。
この子にとっては一生の思い出になったと思います。
小さいながらも、自分の意志で最後まで勇気をもって弾ききってほんとにえらかった!
他の子どもたちも、この1年の成長は目を見張るばかりです。
二人の先生の人柄をご家族がしっかり受け止めて、安心して子供たちを任せて頂いていることにも感動いたしました。
生徒たちの一年間の成長にも目を見張るものがありました。
みんな、すごくうまくなっていましたね!
さて、大人の部も子供たちに負けていませんでした。
観客数は負けてましたが・・・。
来年はもっとお客様を呼びましょうね!
ベルクールの「うた」「ねがい」も今までで最高の出来でした。
これから、来年に向けてもっと詩を掘り下げて歌いこんでいきたいです。
ソロも全体的にみな落ち着いて歌えてました。
私がいつも言っていることのひとつ、音の最後まで歌いきれている人は声が伸びていました。
音を鳴らすこと、言葉の母音を歌う事、フレーズの最後まで歌いきること。
緊張すると、早く早く先に進めたくて(早く終わりたくて)すべてが尻切れトンボ。
いいホールだからそれがよく見えてしまいます。
私も出番を決めたのがプログラムを印刷に回す直前で、ほとんど練習らしきものが出来なかったのですが、体のリハビリのつもりで歌いました。
でも本番はやはり好きです。自分の世界観が作れるので。ホールの空気感が好きです。
最後の曲は「自分はもうこの世から忘れられている存在だけど、私は歌の中に生き続けている・・・」という内容。
オペラを降板して辛かった時のことを思い出しましたが、やはり歌に生き続けていこうと思いました。
終わってしんどかったので、とにかく早く家に帰りたくて、打ち上げを辞めて帰りたかったのですが、乾杯だけして帰るつもりが、ブタちゃんのお店があまりにも楽しいお料理で、美味しくって最高だったし、おしゃべりも楽しくて結局最後までいました!元気が出てきました。
さて、次回はクリスマス会。
みんな、またしっかりレッスンに通って、自分の歌を磨いていってくださいね。お疲れ様でした!
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