昨日はクラシックコンクール本選でした。私の生徒が二人出場し、二人とも優秀賞を頂きました!
今回、偶然にも私に審査員依頼の電話があって、生徒が出場しても問題ないと言われたので、生徒が出場する日の審査員も引き受けました。
クラコンの審査は久しぶりで、本選の審査は2度目です。
予選はほぼ全員が通過するのであまり負担はないのですが、本選はやはり気を使います。
80点以上が合格なのですが、ただ、少しシステムが変わったみたいで、今年の説明ではかなり甘くなったなあ~という印象です。
今回の審査員4名は若手の方ばかりで私が最年長。以前はベテラン級の先生方でしたが・・・。
地区の大会によって差はあるでしょうね。
4名の審査員の上と下の点数がカットされ、中二人の平均が結果点数となります。
私は生徒が出るので点は甘くなり、多分私の点数がカットされると思ったら、案外、私の点数が辛かったりして・・。
結果は、ほぼ私がつけた点数が結果になりました。妥当な結果だと思います。
生徒の二人は、必ずしも最高の演奏ではなかったです。
レッスンでは失敗したことがなかったところがうまくいかなかったり、
一人は体調が万全でなく、歌いだしが声にならなくて焦ったように思いました。
が、後半良くなってきたので滑り込みセーフといったところかな。
聴きながらヤキモキしました。
高校生のレヴェルは、とにかく発声です。
きれいな声で歌っているのだけど息が入ってなくて、喉の力だけで歌っている方は通りません。
正しい発声が身につくかはこの学年で大事なところ。
大学生でも、喉で押して歌ってる人には、私は辛い点を付けました。
今回、一般の人二人は聴きごたえがありました。
一人はいいところまで行かれるだろうなあと予想します。
中学生で、体と共鳴体が一体となったしっかりした発声で、言葉も明瞭で落ち着いている方がいて、
この人は将来が楽しみだなあと思いました。
私の生徒の弱点もしっかり把握できました。
一人は、12月に東京である全国大会を受けたいと言ってます。
全国は今回のような甘い採点ではないでしょう。
高校生のつわものの歌い手が勢ぞろいすることでしょう。
自分と同学年の人たちの全国レヴェルの歌を聴いて感じ取ってきてほしいと思います。
11月は大学入試もありますし、全国大会の曲の準備もしなくてはいけません。
まあ、こうやって実践で学んでいくのでしょうね。頑張れ!
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