教え子の演奏会へ

久し振りの投稿になってしまいました。

昨夜は、教え子の生徒ちゃんが大学最後のコンサートを開くというので京都まで聴きに行ってきました。念願の京芸へ入学して、あと1か月で卒業。早いものです。

今日は門下の先生が企画され、同期4名で開くコンサートがありました。内容は院生の披露演奏かと見まちがうほど素晴らしかったでした。歌う技術がしっかり出来ている人ばかりで、私たちの大学の頃と大違い。難曲ばかりで、持ち時間も20分と院生レヴェル。前半は日本歌曲。私がリサイタルに歌った「4つの夕暮れの歌」に「ほうすけのひよこ」もあり、これらを大学4回生が歌うのか~と驚いた。大石さんから散々レクチャー受けた思い出の曲たち。若い力漲る演奏に、少し光さんの音楽の捉え方の違いを感じたりしたが、これに挑戦させる先生も凄いなあと思った。最後は小林秀雄の「山辺の花に寄せて」。曲が進むにしたがって、詩と心の感情が重なっていき、大学生とは思えない情感たっぷりの演奏だった。

打って変わって、二部はオペラ二重唱。こちらは若さ爆発で皆さん明るくて楽しそう!

いい仲間に恵まれて学生時代を送ったんだね、生徒ちゃん。4月からは社会人になるそうですが、音楽を続けていける会社に就職したようで、これからも楽しみです。